いつもここから
- onukishingo1992
- 2015年11月24日
- 読了時間: 2分
悲しい時~ 悲しい時~
最近見ないです、いつもここから。
好きなんですけどね。
さ、本題に!
ギター制作時、私は基本指板の制作から始めます。
今回はスタンダードなインドローズ。
こちらはフレット溝の切込みを入れている様子です。
専用のマイターゲージを使い真っ直ぐ溝を掘ります。
こういった道具も基本アメリカから輸入します。
日本でも売っていたりもしますが同じものでもなんせ値段も高い。

そして溝切り、幅だしが終わったものがこちら。
写真上のバインディングしてあるものがFenderスケール。
写真下のインレイが乗せてあるものがGibsonスケール。

この後インレイを埋めていきます。
その作業しんどいのなんのって、気を抜けない作業が続きます。
ミニルーター、ノミ、彫刻刀なんかを使いインレイがぴったり収まる溝を掘っていきます。

半分くらいおわったところでいつも「ドットインレイならもーとっくに終わってるのになぁ」
なんて考えてしまいます。よくないくせですね笑
なんにせよ指板は見た目も音程も左右するとっても大事な場所!
地道な作業の連続が良いギターを作るのです。
楽器制作には技術も大切ですが、何より根性なんじゃないかと思い始めるここ最近。
いつもいろいろ考えさせられる指板制作。
私のクラフトはいつもここからはじまりますよ!というお話でした。
それではまた次回。
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